音ゲー上達のコツの第4回は「難しい譜面」ばかりをやるのはよくない、というお話です。
向上心がある人ほど陥りやすい罠みたいなものだったりします。
なぜよくないのか、解説していきます!
⒈ 難しい譜面をやることの弊害
難しい譜面をやると楽しいですよね!
そして、そういう譜面がクリアできたときの達成感は音ゲーの醍醐味みたいなものです!
もちろん、難しい譜面をやること自体を否定するものではありません。
難しい譜面「ばかり」やるのがよくないのです!
難しい譜面ばかりをやるとよくない理由は3つあります。
1 自信が喪失する可能性がある
2 癖がつきやすい
3 そもそも上達になっていない
それぞれについて見ていきましょう!
⒉ 自信を失いやすい
難しい譜面の曲をクリアした時の達成感はすごいですよね!
ただ、反面、クリアできなかった時のストレスもすごくなりがちです。
ある程度音ゲーに慣れていて、自分の力量(地力)が分かっている人ならばいいのですが、音ゲーを始めたばかりでの人は要注意!
無謀なチャレンジをして撃沈する可能性が高くなります。
もちろん、難しい譜面をクリアしたとなれば凄いことですし、友人などからも注目されるかもしれません。
ただ、一気にそのレベルにまで上り詰めることはまず不可能です。
難しい譜面に特攻しすぎた結果、「自分には才能がない」などと言って音ゲーをやめてしまう可能性がでてきたりします。
こうなってしまうと楽しくもないですしね・・・
⒊ 癖がつきやすい
これに関してはざっくり読みでOKです。
難しい譜面になればなるほど、変な癖がつきやすくなります。
この場合の癖というのは、あまりいいイメージでは使われません。
とある難しい楽曲を、クリアするために粘着してプレイしているとしましょう。
最初のうちはいいのですが、段々とミスが目立ってきたり、いい判定が取れなくなったりします。
精神的なものだったり、譜面を間違えて解釈していたりと、理由は様々なものが考えられますが、難しい譜面であればあるほど、粘着するのは危険です。
一旦こういう癖がつくと苦手意識もついてしまいます。
⒋ そもそも上達になっていない
難しい譜面ばかりやっていたとしても、それが上達に結びついているかどうかは疑問です。
というよりも、上達していないことの方が多いです。
というのも、難しい譜面は「クリアすること」だけが目標になってしまっていて、それ以外の目標を見つけにくいからです。
悪く言ってしまうと、ごまかしてクリアすることだけしか考えていない状況です。
音ゲーというのは奥が深くて、「クリア」だけが目標にはなりません。
よりいい判定で演奏したいとか、どの曲を演奏しても安定する実力が欲しいとか、そういうものも大切になってきます。
スマホの音ゲーなんかはマルチで色々な楽曲が投げられたりしますし、こういうスキルも実は結構重要です。
難しい譜面をやっているときは「いっぱいいっぱい」の状態です。
演奏中にほとんど何も考えられていない状態であれば、「挑戦レベル」ということになります。
挑戦ばかりして基本的な練習をしなければ上達は見込めません。
ピアニストだって、基本の練習は嫌というほどやってきたはずです。
「演奏していて色々な課題を発見できるくらいのレベル」が適正レベルだと私は思います。
あとがき
いかがだったでしょうか。
個人的に発狂譜面が得意じゃないという理由もあります(笑)
難しい譜面ができた方が偉いというわけでもないですし、個人個人のレベルに合わせて上達していけばいいのではないかと思います!