初心者を対象とした「音ゲー上達のコツ」とともに、中上級プレイヤー向けの記事を「プレイテクニック」というカテゴリーで紹介していきたいと思います!
テクニック編の第1回は「縦連打」です。
⒈ 縦連打とは
上の画像のように、同じレーンにノーツが連続するものを「縦連打」ということがあります。
横に譜面が広がらずに、縦に連なっているように見えることから縦連打と呼ばれるようになったのでしょう。
先程の画面はグルミクのものですが、どの音ゲーでもよく現れる譜面だったりします。
この縦連打、ノーツが同じところに集中しているので、認識するのが比較的簡単という特徴があります。
そんなこともあって、初心者のプレイヤーだと「同じところを連続で処理するだけの譜面でしょ?何が難しいの?」と思われたりするとかしないとか。
ただ、間違いなく「縦連打」は壁になります。
どのゲームでも出てくる譜面だからこそ、しっかり攻略する必要があるのです!
⒉ 縦連打の何が難しいのか
認識しやすい譜面なのに、どうして縦連打は難しいと言われるのでしょうか。
さまざまな要因はあると思いますが、一番大きな理由はこれでしょう。
縦連打はごまかしがききにくい!
いずれテクニックの記事で紹介する予定ですが、「餡蜜(あんみつ)」というテクニックがあります。
このテクニックを使うことでごまかすことができる譜面は多いのですが、この縦連打に関しては「餡蜜」が使えません。
困ったときの切り札のような存在のテクニックが使えないということで、縦連打はその全てのノーツをガチ処理しなければならないのです。
他にも、「リズムが取りにくい」とか「ノーツの数を見切るのが難しい」などという理由もあったりします。
速いテンポの曲になればなるほどこれが顕著で、縦連打の個数も3個を超えてくると一気に難易度が跳ね上がります。
⒊ 縦連打を処理するテクニック
縦連打のコツはたった1つです。
縦連打の部分は2本以上の指を使うようにする!
同じレーンにノーツが降ってきているからといって、1つの指で処理しなければならないわけではありません。
1つの指で処理しようとすると、リズムが取りにくくなってしまいますし、疲れが蓄積されやすいです。
そもそも1つの指で連打をすること自体が難しいですよね。
ドラムを叩いている人を思い出してみてください。
細かいリズムを刻むときは両手を使っていますよね。
片手だけであの刻みは不可能なのです。
そこで、速い曲の縦連打の場合は特にですが、2本以上の指を使うようにしましょう!
簡単に言えば両手で処理しようということです!
人差し指でやっているという人は同じ手の中指などでも構いません。
そうすることで細かなリズムもとりやすくなりますし、何よりも精度が上がります。
「どの指からスタートして、どの指で終わるか」
このあたりの譜面研究をしっかりするようにしましょう。
簡単に書いていますが、正直なところ、慣れるまで結構時間がかかると思います。
曲によっても処理の方法が違いますし、個人差も大きいです。
自分のやりやすい方法を見つけるまで、じっくり研究するようにしましょう!
あとがき
ちなみに上の画像は、グルミクの「CHAOS」という曲の冒頭部分です。
画像で見えている手前の縦連打の「入り」を左手で取って右手と交互に処理すると、他の譜面もスムーズにその手の指で拾うことができる譜面だったりします。
ここはそこまで早くないので1つの指で処理するというプレイヤーもいるかもしれませんが、私は長手で捌いています!